マーチャンダイジングで、もっとも重要かつ基本は、「安く仕入れて、高くて大量に売れる商品を見つけること」この重要かつ基本を理解しないまま、リテールの販売戦略が立てられることが多いにある。
　
■　安く仕入れる

・問屋　
基本的に、仕入れを起こすのは問屋が一般的です。まず商品のカテゴリーに強い問屋を見つけることが重要で、実際の販売において価格面、利益面で強みを持つことができること。
　
・メーカー
次に、問屋が見つからなかった場合、メーカーから直接仕入れること行いますが、メーカー経由の場合、掛け率が高く、定価販売を進められることが多くあり、売れても対して儲からない商品が多い
　
・輸入
言葉や、運賃の面で障壁が高いと思われがちですが、現在では流通も様々な点で改善され、小ロットでも空輸で短時間で日本まで商品が届きます。
このため、船便より商品の温度変化、長期移動にさらされないので、商品そのものが良い状態で届くので安心でもあります。
国内外の価格差を利用して、直接輸入して販売することもできます。
　
■　高く大量に売る
　
・ショッピングモール
様々な経費がかかりますが、集客力や獲得客数から考えて多くのターゲットを獲得するのにもっとも適していますが、価格競争に陥りやすく、安く仕入れるとい部分をクリアしていなければ、商品はほとんど売れない
　
・独自ショップ
集客にかけるコストが莫大にかかるため、商品がよくても、価格が安くても、客数が閾値に達せず、売れないことが多い。
これをクリアさせるためには、やはり莫大な集客コストをかけるしかない。
　
・オークション
売価は落札者によって決められるが、大量に溢れている商品でなければ、高値が期待できる効率の良い売り場です。
ただ、同時に出品者がいる場合、落札価格は下がりやすい傾向にあります。