基礎化粧品の販売戦略を考える人には、メーカーの立場の人と、基礎化粧品ショップの立場の人がいます。
　
両者は、それぞれ考えることがことなります。
　
基礎化粧品を販売するショップの場合

ショップの場合は、まずは売れる商品を探すことからはじまります。基本的にショップの戦略でもっとも重要なことは？
　
�@売れる商品を探し続ける
売れる商品を探す時に、必要なのが売れる商品を見つけられる情報源を持っているということになります。何を見れば売れる商品がわかるのか？という自分なりの情報源を持っていることは大きな強みになります。
　
�A仕入れ業者の選定
次に、値引き競争が激しい中で、定価販売を徹底しているメーカーを見つける、または、市場最安値より下で仕入れることができる仕入れ業者を持っていなければ、利益を出すことは難しくなります。
　
�B客単価を上げる工夫、リピート購入してもらう工夫
お店でしっかりと利益を出して行こうと思ったら、ご愛顧いただけるお客様を掴まなければなりません。　
　
この３つをしっかりと考えた販売戦略を立てれば、たいていは自然に売れるショップを作ることができます。
　
基礎化粧品を製造しているメーカーの場合

メーカーの場合は、動かす物量が多いけど、販売戦略はわかりやすいものです。
　
�@卸問屋を確保
メーカーが一店舗づつ対応していると、とてもきりが無いため、卸問屋の協力をまずは得ます。問屋によっては、大手百貨店と結びついていたり、ドラッグストアにおろしていたりします。

�A積極的に販売してもらうショップ教育
店頭でのPOP掲載や、設置場所で大きく販売個数に影響を与えてしまいます。このため、積極的に自社商品を売ってくれる小売店を見つけます。
　
�B包括的な広告と販促
メーカーとして、イメージ広告と、小売店にて購入してもらうための販促活動を行います。
　
この3点をきっちり戦略として行うだけでも、ベースとなる売上を立てていくことが可能となります。