ネットショップ　立ち上げのに最も難関な砦が、仕入れです。
商品探しで、良い商品、売れそうな商品が見つかっても仕入れ先が見つからなければ、販売することができません。
　
（１）仕入れ先の2種類

・問屋からの仕入れ
たとえば食料品の問屋、飲料の問屋、アパレルの問屋など卸問屋とよばれる、ところから仕入れるのが、もっとも一般的です。
最近の傾向としては、ネットショップのみの店舗には、卸をしない問屋もあります。

・メーカーからの仕入れ
メーカーから直接商品を仕入れられることは、稀ですが、商品によっては仕入れることが可能です。
店舗の規模にもよりますが、さまざまなメーカーから、さまざまな商品を取り寄せると、仕入れの管理が煩雑になり、トラブルの原因にもなります。
　
（２）仕入れ先の国
　
問屋、メーカー問わず、仕入れ先は国内だけに限定する必要はありません。
アメリカなどは、国土が広いため、日本の商習慣のようにわざわざ顔をあわせて、ということもしないケースが多くあります。
ただし、販売時の契約等は英語での契約書に記入しなければならないなど、言語に対するハードルを超えなければなりません。
　
海外からの仕入れは、国内にまったく販売されていない、商品を販売できるという強みを見つけることができます。
また、為替の状況では割り安に仕入れることもできます。

（３）仕入れコスト
　
・送料
仕入れコストで注意しなければならないのが、送料です。
重量があるものや、大きなものは、1商品に対する送料も相当にかかるので、仕入れ原価が上がってしまうこともあります。
　
・手数料や税金、消費税
海外仕入れの場合は、為替の手数料や、関税、消費税など別途原価に上乗せさせられる仕入れコストがあります。