１．可能な限り在庫は小さくの間違い
　
在庫量は、小さくも大きくも持つものではありません。適性な数を持たなければなりません。
売り上げ月商300万円を目指しているのに、在庫量が0個では売ってから、入手して、さらに発送などということをしていては、手間も時間もかかってしまい、とても300万円は売り上げられません。
　
２．ネットショップにおける在庫適正量の考え方
　
在庫数に決まった考え方はありません。仕入れ原価率が60％なら、300万円の売り上げに対して在庫高は最低でも180万円必要となります。
まずは、最低限の在庫資金として180万円を用意できるのか？ということになります。

３．在庫適正を考える要因
　
・おおよその月商
・月商に対する在庫高、在庫高を確保する資金の額

この2点と、給与面、資金繰りを考えた上で、在庫適正を考えます。
ここを間違えると、カードや大手ショッピングモールで物を売った場合、入金サイトが遅いため、問屋やメーカー、給与等の支払いと、売り上げ入金のタイミングがずれ、資金がショートする場合があります。

４．品揃えからみる、在庫数
　
ネットショップ立ち上げ時は、必ずマーチャンダイジングも未熟となり、売れない商品が発生します。もちろん、思わぬ商品が売れたりすることもあります。
これらを見抜くためにも、商品点数を増やす品揃えにボリュームを持たせます。
これにより、マーチャンダイジングの予測と結果における差異から、あらたな計画が立てやすくなります。