ホーム>新規事業>新規事業 成功例について
新規事業 成功例の尺度 | 新規事業の成功例を見る前に、何が成功なのか?ということを定義しなければなりません。 例えば、運転資金が3年分あり、3年後にやっと利益が出てきた。この場合、3年後にはじめて成功したとすると、同様に同じ事業をはじめる場合は、3年分の運転資金が必要になります。 単純に「成功例」としても、この言葉には様々な要素が含まれています。 毎月、3万円の利益が残って成功と言う人もいれば、毎月100万円利益が残っても失敗と言う人もいます。 例えば、新規事業への投資額2億円をかけたとして、毎月の利益が3万円ではとても成功とは言えません。 |
成功例を見極める | @投資額がどれくらいか 1千万円か2億円か? A収益性(利益が出るまでの年月) 10万円か100万円か・・・利益は初月からでるのか? B将来性(持続的に継続していけるか?) 成長分野か?衰退分野か? C発展性(事業を拡大できるか?) 売上拡大、従業員拡大、事業所拡大、展開エリア拡大など? D効率性(必要人員、固定費を小さくしていけるか?) 収益や売上を保ったまま、人員を削減していけるか、固定費を抑えていけるか? E借り入れの返済は? 繰上げ返済できるのか? どれくらいで返済できるのか? これらの要素の中で、あなたにとって何が成功なのか?成功を見極める目を持たなければなりません。 |
隣の芝は青い | 他の新規事業を見ると、とてもすばらしくみえますが、通常の事業同様にリスクやトラブルは必ず発生しています。 新しいものに、目をとられず、基本的な経営の尺度でもって、成功を評価しましょう。 |