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人事戦略 | 人事戦略とは 人事戦略とは、簡単に言えば、人事を戦略的に行って行きましょうということになります。人事において、現在は終身雇用的な感覚を持ち合わせている人は少なく、逆に会社にぶら下られても会社側が困るというのが現状です。 そこで、入社から退社に至るまでを、戦略的に扱って行こうとという考えが生まれました。 人材が、会社を離れることは食い止めることが難しい、なら会社にとって戦略的に会社を離れてもらうことが一番です。 退社という新たなスタート 飲食店チェーンに古くからあるのが、暖簾わけという仕組みです。これは、現代でいう最高の人事戦略と言えます。 会社側にとって、入社して、人材育成して、役職をつけて、次の人材育成へと繋げていければ良いのですが、ある程度、実績を積み上げると人は、独立をしたくなるものです。そこで、独立する側もリスクを減らし、会社側にもメリットになるという仕組みです。 この飲食店の暖簾わけに、人事戦略の多くを学ぶことができます。 もちろん、「暖簾わけ」でなくても、社内ベンチャーや、新規事業部など、独立に近い形の職場を用意することで、退社しなくても独立に近い状態を得ることができるようになります。 もちろん、この状態にはそれなりのルールが必要になり、誰でも暖簾わけするわけにはいきません。 厳格なルールをクリアした人材にだけ得られるステージであるということを、徹底しそれにチャレンジさせることが、人事戦略の上でとても重要なことになります。 |