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GDP統計 | GDPとは? GDP(国内総生産)とは、国内で生み出された付加価値の総合計です。 付加価値の合計には、消費支出、企業の投資、政府の支出、純輸出(輸出−輸入)があります。 これらの4つの支出の合計がGDPとなります。 実質GDPで見る 別の角度から言えば、所得の総合計で、GDPが高ければ高いほど、国民の収入は多く、豊かな生活が送れるということです。 しかし、実際にはGDPが高くても、その国内での物価が高ければ(インフレ)、販売企業の売上が格段に上がってしまうため、GDPも格段に上がってしまい ます。この状態のGDP(物価の動きを含む)を名目GDPと言い、この統計的なズレ(物価の動きを除いた)を差し引いて考えたのが、実質GDPです。 GDPは国の経済成長を表している このことから、GDPはその国の経済成長を表している統計上の数字と言えます。GDPを国民の数で割ると、国民一人当たりがどれだけ、付加価値を生み出したか?が分かります。その数字が、国民一人当たりの乱暴な収入とも言えます。 GDPを考えた上で、次の行動指針を考える GDPが成長してる国と、GDPがマイナス成長している国では、当然企業や消費の特性は変わります。個人の消費で言えば、お給料の中の小遣いが減ることに 繋がるので、外食が減ったり、家電の購入を控えたり、車の買い替えを先送りにしたりと、消費を抑える傾向になります。また、GDPが成長していれば、来年 の所得も増えると考え、個人消費が大きく伸びて行き、旅行に行ったり、物を買ったりとより消費を拡大していく傾向になります。 これを考えた上で、ビジネスの展開も考えていかなければなりません。 |