事業計画書 テンプレート 01 収支計画
事業計画書の精度はここで決まると言っても良いくらい、重要な箇所です。スケジュールとあわせて、いつのタイミングで利益が上がってくるのか？ということを理解しなければなりません。
当然、利益が無いうちは運転資金が無ければ、運営することすらできません。また、想定以上に利益が上がってくるのが遅ければ、資金が尽きたところで、運営できなくなります。
資金繰りも同時に考えた上で、スケジュールとお金を考えてください。期間も1ヶ月単位、四半期単位、年単位という感じで、収支計画を見ていきましょう。
事業計画書 テンプレート 01 販売開始までの流れ
事業計画書もここまでこると、後少しです。
事業計画書を書いていると、様々なことに気付きます。しかし、気付けていない、盲点が沢山あります。
この盲点をいかになくしていくか？ということが、事業計画書を作成する上で気をつけなければならないところです。
お金を借りることが目的ではなく、事業を成功させることこそが、目的であるからです。
事業計画書を書いたら、どんな人でも良いから、より多くの人に見てもらいましょう。それぞれの視点から多くの言葉をいただけると思います。
事業計画書 テンプレート 01 販売商品の概要
販売商品の概要は、もうちょっと前で説明しても良いかもしれませんが、全体のビジネスモデルの説明をして、販売商品の説明をするという流れでもかまいません。
販売商品は、ビジネスの要となりますので、商品の特徴や他社との違いを明確に説明を行いましょう。
どこにでもある商品であれば、当然ビジネスが弱くなってしまいますので、ここをしっかりと押さえておきましょう。
事業計画書 テンプレート 01 販売方法
ここでは、具体的な販売方法、顧客リレーションの流れを書きます。ここの流れは、無関係の人が見ても解るほどシンプルに書かなければなりません。
実際に販売を開始したお客様が、販売方法が複雑だと購入方法を理解することができないからです。
お客様の立場にたって、説明書を作るような感じで販売方法を書きましょう。
卸の場合は、書く必要ありません。
事業計画書 テンプレート 01 競合環境
競合環境は、何をもって競合を分析するか？ということを決めることがとても重要です。テンプレートでは、価格と品揃えを基準に競合をマッピングすることで、空白地帯を見つけることができました。
この時に、事業展開としては、商品アイテムを少なく（専門性を高く）、安価に設定することで、競合と差別化する戦略が見えてきます。
事業計画書 テンプレート 01 ビジネスモデル
ビジネスモデルは、このビジネスを実行する上で、重要な取引先や構造を図式化します。
この構図が第三者が見て、おかしければビジネスそのものを理解していないことになり、融資やビジネスの成否そのものに影響を与えてしまいます。
事業計画書 テンプレート 01 市場規模
事業を計画する上で大切なことは、市場の風向きが逆風なのか追い風なのか？将来的にチャンスや機会があるのか？ということはとても大切です。
取り組むことが、完全に衰退市場であれば、相当な覚悟と企画が必要になります。
これから自分たちが挑んでいく市場がどのような市場なのか？ということを客観的に理解するためのページです。
ここの説明が弱いと、融資を依頼する先に、不安がられますので、詳細に書きましょう。
都合上、テンプレートは簡易的に書いていますが、多くのページを割いても問題ありません。ただし、事業に優位な情報ばかり集めないようにしましょう。
事業計画書 テンプレート 01 コンセプト
事業を行う上で、利益追求は当然のことですが、利益を追求する上で、何をやっても良いのか？というわけではありません。どのような考え方を持ってビジネスに取り組むのか？というコンセプトが重要になります。
同業他社の商品と自社商品が遜色なければ、コンセプトによって商品が選択されます。このコンセプトは、末梢まで浸透させることで、文化となりカラーとなります。
大切なコンセプトは時間をかけて、ゆっくり検討しましょう。
事業計画書 テンプレート 01 目的
事業計画書の最初のページでは、新規事業であれば取り組む目的や意義をまずはしっかり定義した上で、書き出します。
なぜ、その事業に取り組むのか？何を求めるのか？という概念的な部分をある程度整理します。
いきなり、新規事業の説明では、それをはじめて見る人は、新規事業の取り組むための背景がわからないため、取組そのものを否定的に捉えられてしまう可能性があります。
まずは、しっかりと現状と、なぜ取り組むのか？という点を説明しなければなりません。
業計画書 テンプレート 01 表紙
事業計画書の表紙には、事業計画書の提出先、事業計画書のタイトル、事業計画書の製作者名と制作日時を書き込みます。
何冊も書き直している場合は、verとして古いものと混同しないようにします。
