企画書 アイデアの出し方1「垂直思考・水平思考」
企画書 アイデアの出し方1「垂直思考・水平思考」
アイデアの出し方には、基本的な2つの方法があります。ここで言う基本とは、考え方のベースとなる思考法を指し、思考を広げる意味でのアイデアの出し方とします。
企画書のアイデアを出すには、まずは根本となるアイデアが必要です。アイデアとは、革新(イノベーション)的であり、付加価値(バリュー)があること。この2つが企画書として、意味があるものです。ただの計画書や、メモでは意味がありません。
では、革新(イノベーション)と価値(バリュー)をどうやって生み出せばよいのでしょうか?
その考え方のもとなるのが、アイデアの出し方2つの基本的な思考法です。
一つ目は垂直思考、もう一つが水平思考です。
この二つを組み合わせることで、革新的で、付加価値である企画書作成することが可能となります。
1.垂直思考とは?
ものごとを深く掘り下げる思考です。
2.水平思考とは?
物事を広く捉えること。
例えば、売上を伸ばしたいとする企画を考えるとき、垂直思考は原因を探る時に、役立ちます。
垂直思考だと?
お店の中にどんな原因があるのか?深く掘り下げ、原因1、原因2、原因3などです。
水平思考だと?
しかし、お店の中だけを見ていては良い解決策では、限られてしまいます。そこで、水平的に視野を広げるとするなら、お店の外の要因として、競合店は?消費動向は?経済状況は?と、横に視野を広げていくことができます。広げた視野から、またそれぞれを、垂直的に深めることで、企画のアイデアは生まれてきます。
垂直思考と、水平思考を促進するツールとして、SWOT分析やマトリックスなどがあります。
これらのツールが意味しているものを理解して、ツールそのものに改良を加えることで、よりアイデアが革新的なものになります。