企画書 アイデアの出し方2「放射思考 マインドマップ」




企画書 アイデアの出し方2「放射思考 マインドマップ」

企画を出す上で、重要なことは、
(1)脳にいかにして情報を入れるか
(2)脳に入っている情報をいかに整理するか
(3)脳で整理された情報をどうを企画化、アイデア化できるかという点です。
その脳の活動に即した、思考法が放射思考もしくはマインドマップと言われています。

この放射思考、マインドマップは複数の政府機関、多国籍企業のアドバイザー、大学・教育機関の講師として活躍する、トニー・ブザンによって提唱されている、思考法、ノート術の一つです。

1.放射思考 マインドマップの特徴は?

ものごとを広く、網羅的に捕らえられ、同時に深く掘り下げることもでき、非常にすぐれた思考法であり、ノート術です。
この放射思考は、脳の機能に非常に則していることから、思考そのものが効率化され、新しいアイデアを導きだしたり、記憶力を高めたりすることができると言われています。

2.同時に、複数人で考えることができる。

企画やアイデアは、本来一人の頭の中で生み出されると思われがちですが、複数人で、マインドマップを作成することで、アイデアを生み出すプロセスに多くの人数が参画できます。
このことにより、企業のブレーンストーミングなどで、導入する企業が増えてきています。

整理するという点だけ捉えても、非常にすぐれた形式となる為、ちょっと行き詰った時や、迷った時など、日常生活上でも役立ちます。企画に携わる人をはじめ、子供から大人まではばひろい人の人生そのものに役立つ思考法です。

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企画書 アイデアの出し方1「垂直思考・水平思考」




企画書 アイデアの出し方1「垂直思考・水平思考」

アイデアの出し方には、基本的な2つの方法があります。ここで言う基本とは、考え方のベースとなる思考法を指し、思考を広げる意味でのアイデアの出し方とします。

企画書のアイデアを出すには、まずは根本となるアイデアが必要です。アイデアとは、革新(イノベーション)的であり、付加価値(バリュー)があること。この2つが企画書として、意味があるものです。ただの計画書や、メモでは意味がありません。

では、革新(イノベーション)と価値(バリュー)をどうやって生み出せばよいのでしょうか?

その考え方のもとなるのが、アイデアの出し方2つの基本的な思考法です。
一つ目は垂直思考、もう一つが水平思考です。
この二つを組み合わせることで、革新的で、付加価値である企画書作成することが可能となります。

1.垂直思考とは?

ものごとを深く掘り下げる思考です。

2.水平思考とは?

物事を広く捉えること。

例えば、売上を伸ばしたいとする企画を考えるとき、垂直思考は原因を探る時に、役立ちます。

垂直思考だと?
お店の中にどんな原因があるのか?深く掘り下げ、原因1、原因2、原因3などです。

水平思考だと?
しかし、お店の中だけを見ていては良い解決策では、限られてしまいます。そこで、水平的に視野を広げるとするなら、お店の外の要因として、競合店は?消費動向は?経済状況は?と、横に視野を広げていくことができます。広げた視野から、またそれぞれを、垂直的に深めることで、企画のアイデアは生まれてきます。

垂直思考と、水平思考を促進するツールとして、SWOT分析やマトリックスなどがあります。
これらのツールが意味しているものを理解して、ツールそのものに改良を加えることで、よりアイデアが革新的なものになります。

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企画書 プレゼンテーション




企画書 プレゼンテーション

企画書をプレゼンテーションを行う時には、いくつかの注意点があります。プレゼンテーションは、プレゼンターにとってもっとも重要なことであり、企画を通してあなた自身も見られることになります。

どんなに優れた企画であっても、プレゼンターによっては通らない場合があります。それは、プレゼンターが企画の中心となって動いていくことを考えると、仕事を任せる気が起きない場合です。

企画の内容もさることながら、プレゼンテーションは同じくらい重要なのです。

1.身なり
 
最近のIT関連の会社では、ラフな服装で仕事を、オフィシャルな場であっても、独自のファッションで自分のスタイルをアピールしている方が多数いますが、同じような感覚の相手にプレゼンテーションを行う場合は、親近感がありプラスになりますが、社歴や企業規模が大きかったりすると、人間的な身なり、マナーも重要視されるケースがあります。
最低限の身なりをもって、プレゼンテーションを行えば、無難に行えます。

2.身振り

言葉を伝える時に、同時にジェスチャーを加えることで、コミュニケーションが深まります。これは心理学で言われているノンバーバルというもので、人は言葉だけでなく、言葉以外の表情や動作もコミュニケーションと捉えているということです。
大勢の前でプレゼンテーションするのであれば、壇上を左右に動き回ったりすることで、より力強さが出ます。

3.原稿を読まない
 
プレゼンテーションの時にやたら、原稿を見ている人がいますが、これでは何も伝わりません。
原稿を用意することは大事ですが、箇条書きにした項目ていどにして、聞いている人の方を見て話をしなければなりません。

4.声
 
声質はとても重要です。声の大きさも重要です。言葉の早さも重要です。緊張すると、声は高くなり聞き取りにくくなります。頭の回転が速い方は言葉が早くなりがちです、緊張しても早くなります。声の大きさは必要以上に大きくすることはありません、聞いている方は内容が聞き取れれば充分です。

5.配布物

大きなコンペになると、厚さが何センチ、資料も何冊にも及ぶときがあります。これらの資料は配られただけで、威圧感があり重厚感があるせいか、信頼感も増します。しかし、配るタイミングがとても重要です。資料ばかり見て、話を聞かない人も出てきます。

6.プロジェクター

プロジェクターを使うプレゼンテーションが増えていますが、全編プロジェクターは控えましょう。
プレゼンは、プレゼンターにとっての舞台です。あなた自身を売り込むことがプレゼンです。
暗いところで、誰が話しているのか解らない、どんな表情で話しているのか解らない?そんなプレゼンほど詰まらないものはありません。
 

結局は人です。あなたの企画を採用したいと思わせることがプレゼンテーションにとって、もっとも重要なことです。
自分とは肌の合わない人間とは、どんな優れた企画でも長期間一緒に仕事をするのは苦痛です。
プレゼンターは、企画を練ると同様に、自分自身の人格も高めていかなければなりません。

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企画書 デザイン




企画書 デザイン

企画書を見せるシーンは様々あります。部署内で留まるもの、部署間に渡るもの、社外で見せるもの、少人数、大人数を前にしたプレゼンテーションなど、利用場面は多種多様です。
その中で、見せる対象者を意識した、企画書のデザインを行わなければなりません。

1.アイコンの使用
 
企画書の意図を、直感的に伝える為に、挿絵やアイコンなどのちょっとしたイメージを入れ込むことで、文字だけのデザインに比べて、とても理解度が早くなります。

2.アニメーション

ページの切り替えや、展開に合わせて、ページを表示するアニメーションは流れを理解させるのにとても効果的です。
特に1ページあたりの情報量が少なく、流れに乗せて言葉で展開していくようなプレゼンテーションにはアニメーションは欠かせません。

3.レイアウト
 
基本的には横書き、左上からが基本になります。意表をついて縦書きなどでデザインを行う場合は、縦書きにする意図をしっかり持っていなければ、読みにくいという批判だけかって、無意味なものになります。

4.色使い
 
強調したいところ、企画のイメージを文字の色や、背景色を合わせて作っていくことで、企画のトーンを整えることができます。

5.写真

伝えたいものが、写真で表すことができるものは、必ず写真を入れましょう。写真の表現力に勝るものはありません。

6.背景
 
背景を格好良く装飾すると、それなりに印象も変わってきます。近代的なデザイン、自然なデザイン、企画に合わせて印象作りを行うことで、プレゼンテーションされてる側は、より企画をイメージしやすくなります。
背景や装飾は、必要無いと言われる方もいますので、相手に合わせてデザインを施しましょう。

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企画書の書き方に必要な項目




企画書の書き方に必要な項目

企画書を書くにあたり、読み手に内容を伝え易くする、基本的に必要な項目を整理しました。
企画書と呼ばれるものの種類は、明確ではありませんが社内で利用するもの、社外で利用するもの、部署間の意思疎通に利用するものなど、企業によって企画書の種類も違えば内容も異なる場合が多くあります。

そこで、基本的な企画書を書くために必要な項目を説明します。全ての項目が必要というわけではありません。企画を実行する上で必要な項目を取捨選択して企画書を書いてください。

1.市場環境および背景

企画書を書き実施するにあたり、前提となる内容を書きます。
例えば、新商品のプロモーションを行う企画書であれば、プロモーションを行う市場環境や、消費者ニーズ、競合動向などの企画を実施する上での市場や、背景を解りやすく整理します。
例3C
・競合
・顧客
・自社

2.目的

企画を実施する上で、何を勝ち取るのか?売上額、販売量、集客人数、認知促進、ブランディングなど、企画を実施する上でのゴールを設定します。
現実感の無い、目的でなければ企画が通ることも無ければ、実施してもスタッフの意識は固まりません。目的は理解されやすくかつ夢があるものでなければなりません。

3.企画の内容

アイデア、戦略、プロセスなど企画書に書かれた目的を達成する為の具体的な内容を書きます。
最低限書かなければならないことは、人物金情報や、5W2Hなど企画が具体的にどのように実施されるのか?企画が実施されている情景が第三者がイメージできるようにします。
企画書の書き方では、ノンブルによる章立てされたものに対して、読み物的なストーリーで書かれたものもあります。
ストーリー的なものは、読み手を引き込みますが、つまらなければまったく読まれませんので、ストーリーを使うのであれば、本企画に対してサブ的に使ったほうが無難と思われます。

4.広告展開

社外で、かつ広告が必要な企画には、広告展開も書き込みます。
メディアミックスを中心に、どの媒体をどれくらい利用して、広告展開を行うのか、広告の予算、効果、ターゲットなども記入します。

5.スケジュール

企画の準備、 実施、効果が現れるまでの期間、企画の全体スケジュールが把握でき、誰が何をやらなければならないのか?役割分担までもが見える、スケジュールが必要となります。スケジュールを立て、スケジュールを管理できるのか?実行できるのか?を判断する為にも、なるべく詳細なスケジュールが必要です。

6.収支

企画を実施するにあたり、どれくらに費用がかかるのか?どくらいの効果収益があるのか?企画実施における支出と収入を整理します。

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企画書 書き方




企画書 書き方

事業計画を含め、幅広いジャンルで活用できる企画書の書き方を整理してみました。
企画書の大前提として、重要なことは3つあります。

(1)読み手に内容が伝わる(理解)こと
(2)読み手が内容を憶えることができること
(2)読み手を動かす(企画に沿った活動をはじめてもらえる)ことができること

この3つができて、はじめて企画書として完成されたと言えます。
企画があまり通らない、企画が伝わらない、企画が動き始めないなど、企画の受け手に問題があるのではなく、企画そのものに問題があるケースがほとんどです。

では、どうしたらこの3つの項目をクリアーすることができるのか?

1.企画書のタイトルを工夫する
企画書のタイトルはとても重要です。同じ内容が書かれた本であっても、タイトルや見出しが魅力的な本の方が、内容が充実しているように感じるように、企画書もタイトルや見出しで、どれだけ読み手を引き付けることができるかが?後のプレゼンテーションに大きく影響します。
この段階で、読み手を引き付けることができれば、内容も肯定的に捉えられ易くなります。

2. 1ページ1テーマにする
目的、市場背景などを1ページに織り込むのではなく、1ページ1テーマを書くようにします。
文字の量が多いか多くないかが問題ではなく、書かれていることが大切なので、文字が少なくても、1ページに異なるテーマの内容を織り込まないことが読み手の理解を促進します。

3.文章は箇条書きにする
センテンスを短く区切り、一文一内容で伝えるようにします。長い文章はそれだけ読み手の読解の力が必要になります。活字離れが進んでる中で、長い文章を読むことが苦手な人が増えているので、文章は短く書きます。

4.図解は必要最小限にする
挿絵や図解を使用することで、理解が促進されますが、それに頼りすぎないようによする。
挿絵、図解による強力なイメージにより、読み手に対して強い先入観や、挿絵のデザインによって好みが発生するため、余計なところにストレスを発生させない為にみ、挿絵図解は必要最小限にします。

5.具体的にする
書かれている内容が具体的であればあるほど、読み手は企画書の内容をイメージ化することができます。実際に企画が動きはじめた時、何が起こるのか?を理解することができるようにする為にも、具体的にしなければなりません。

・仕事のスピードを早くします←×

・仕事のスピードを上げる為に、いつ、どこで、何を、どれくら、誰が(5W1H)を説明しなければ。読み手はスピードを上げることを理解することができません。

6.仮説・根拠を分ける
仮説で書いてあることなのか?、根拠があって書いてあることなのか?読み手に書いてあることの信頼度合いを伝えます。
思いだけの企画書では読み手は判断することができません。
根拠があることは、根拠となるもの(データ、調査内容)提示し、客観的事実に基づいていることを説明します。

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企画書とは?




企画書とは?
企画書と一口で言っても様々なものがあります。イベント等の企画書、商品の企画書など、業種や内容によっても多数のケースになります。
そこで、企画書の書き方を考える上で、企画書がどのような性質を持っているものなのかを理解した上で、企画書を書かなければなりません。
企画書そのものの目的は何なのか?ということが企画書を書く上でとても大切になってきます。

では、企画書を書く上で、もっとも大切な目的とは何か?

1.第一の目的

企画書を書くということは、自分の覚え書きで無い限り、必ず第三者となる読みてが存在します。その読みてに対してまずは、企画書の内容を理解してもらわなければなりません。

その他人が企画書を理解できるところが第一の目的となります。
例えば、自分しか解らない専門用語を使わないなど。

2.第二の目的

第二の目的は、企画書を読んだ人が意図した通りに動くということが必要です。
例えば、イベントの決済を行う上司に決済してもらう、予算を組んでもらうなどのいわゆる説得行動が成功しなければなりません。

3.第三の目的

成功までのストーリーが網羅的に理解できるか?頭の中の構想は、部分的になりがちです、あらゆる角度から企画が分析され、網羅的な内容とすることで、企画実行段階においてのトラブルやリスクを減少させることに繋がります。

これらのことを、企画書を書く上で意識しながら書かなければ、独りよがりの企画書となり、読みてに対して優しくない企画書となります。

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