事業計画書　テンプレート　01　コンセプト

事業を行う上で、利益追求は当然のことですが、利益を追求する上で、何をやっても良いのか？というわけではありません。どのような考え方を持ってビジネスに取り組むのか？というコンセプトが重要になります。

同業他社の商品と自社商品が遜色なければ、コンセプトによって商品が選択されます。このコンセプトは、末梢まで浸透させることで、文化となりカラーとなります。

大切なコンセプトは時間をかけて、ゆっくり検討しましょう。

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事業計画書　テンプレート　01　目的

事業計画書の最初のページでは、新規事業であれば取り組む目的や意義をまずはしっかり定義した上で、書き出します。
なぜ、その事業に取り組むのか？何を求めるのか？という概念的な部分をある程度整理します。
いきなり、新規事業の説明では、それをはじめて見る人は、新規事業の取り組むための背景がわからないため、取組そのものを否定的に捉えられてしまう可能性があります。
まずは、しっかりと現状と、なぜ取り組むのか？という点を説明しなければなりません。

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業計画書　テンプレート　01　表紙

事業計画書の表紙には、事業計画書の提出先、事業計画書のタイトル、事業計画書の製作者名と制作日時を書き込みます。
何冊も書き直している場合は、verとして古いものと混同しないようにします。

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事業計画書　テンプレート　01
この事業計画書テンプレートは、アンチエイジングコスメを実際に販売するという仮定をもとに、事業計画書を作成したものです。

その他、基礎化粧品やヘアケア商品など、類似した商品にこの事業計画書をテンプレートとして参考にできます。また、最後に今回作成した事業計画書をダウンロードして、無料でご利用いただけます。

■　事業計画書　テンプレート　表紙
■　事業計画書　テンプレート　目的
■　事業計画書　テンプレート　コンセプト
■　事業計画書　テンプレート　市場規模
■　事業計画書　テンプレート　競合
■　事業計画書　テンプレート　ビジネスモデル
■　事業計画書　テンプレート　販売方法
■　事業計画書　テンプレート　販売商品の概要
■　事業計画書　テンプレート　販売開始までの流れ
■　事業計画書　テンプレート　収支計画

無料事業計画書のテンプレート
使い方は、下記よりマウスを右クリックで、ファイルをデスクトップへ保存してください。
ファイルはＺＩＰで圧縮してありますので、ダブルクリックでフォルダを開き、中にある事業計画書のテンプレートをさらに、デスクトップへ移して保存してください。
ファイルはパワーポイントで作成してあります。
事業計画書の内容は、自由に書き換えて使ってください。
PCにてダウンロードしてください。圧縮方法はZIPです。

事業計画書　無料　ダウンロード

 

事業計画書において短期収支シミュレーションは、事業計画のもっとも重要なポイントと言えます。どんなにすばらしい商品や、サービスであっても、短期収支シミュレーションで、売上がどれくらいあがるのか？利益はどれくらいでるのか？という点において、小さい数字しか見込めないと、事業評価そのものは悪くなります。

このため、短期収支シミュレーションは、事業計画そのもの見直しや、事業の否決に大きな影響を与えます。

短期収支シミュレーションで重要な項目
・利益がいつから、どれくらい出るのか？
・運転資金の余力はどこまであるか？

計画において、利益が出なくても、運転資金に余力があれば、事業継続できますが、運転資金が不足して利益が無いと、そこで立ち行かなくなりますので、そこを事業計画の中でしっかりと、計画していきます。

 

事業計画書において、人員計画は重要な項目です。まず、経費としての人件費の理解、事業規模に応じた必要人員の理解。売上に対して、必要な人員数など、事業計画の上では切っても切れない、人員をどう考えていくかという計画は、とても大切です。

また、特殊な人員を必要とする事業、教育に時間がかかる事業では、事業規模の拡大や成長など人員の成長との整合性が取れてなければなりません。

事業計画書の人員計画は、事業と人員の連動性を書き込みます。

・スタート時の必要人員
・売上に対する必要人員
・人員の獲得方法
・人員の教育方法
・人員の成長期間
など

事業計画書を人に必ず業務フローを書き込まなければなりません。なぜなら、事業計画書を見る人は、業務の流れを頭にはイメージできないからです。例えば、仕入れは？入金処理は？発送は？など、様々な質問が来た時に、ビジュアル的に答えるのが業務フローです。

具体的な人、物、金、情報の流れを書き込む

例えば、発送料、仕入れの価格、販売価格、倉庫賃料などを、業務フローに書き込んでおけば、それだけでどのようなビジネスが一目で理解できるようになります。
詳細であればあるほど、ビジネスの具現性が高まります。

 

事業計画を進めるにあたって、事業がどのような展開をしていくのか？事業がどのような発展をしていくのか？展開しなくても問題ありません。展開していくことで、メリットもデメリットもあります。意欲的な経営者であえれば、事業展開を積極的に行います。また堅実な経営者であれば、事業軸を一つとして堅実に経営を行います。

現実的な展開を

非現実的な夢物語ではなく、時間的、資金的、人員的にも現実的な段階で事業展開を考えて行きましょう。ここが見えてないと、事業展開が成り行き任せになってしまいます。
また、成長性が感じられないと、従業員の士気、マネジメントに影響を及ぼします。

 

事業概要は、飲食店やサービスなどという簡略的なものでは無く、飲食店であればどのようなジャンルで、お店の雰囲気、メニューの内容など提供するものがわかりやすく説明されている必要がります。

曖昧にはじめない

新規事業の場合は、特にわからない点がたくさんありますが、わからないなりに調べて、形づくっておかなければなりません。実際にはじめてみたら、違ったというのであれば、思い描いていた部分との相違点を解決していけば良いですが、曖昧にしておくと道しるべを失うことになりますので、事業概要ははっきりと詳細まで決めておきましょう。

 

自社分析は、やはり客観性が一番重要です。どうしても社内の人間系や、外部のクライアントなどの評価は、利益というベクトルが働いているため、評価そのもののに正確性は求められません。
客観性を持たせて、自社分析を行うことは、大変難しいかもしれませんが、簡単な自社分析から行いはじめ、回数や時間をかけることで、しっかりとした自社分析ができるようになります。

耳が痛いこともある

経営者にとって、自社分析はとても耳が痛い場合があったり、受け入れがたいものがあったりするかもしれませんが、変なプライドで将来を見間違えたり、判断を誤ったりしては意味がありません。耳が痛くとも、幅広い方面の人から評価を聞いてみましょう。