自社分析




自社分析
事業を考える上で、自社、もしくは自分自身のことを理解していなければ、事業を成功させることは難しくなります。

自社分析は、自社、もしくは自分が何に適していて、何に強みを持ち、何に弱みを持っているのか?を理解します。自分、自社の能力を上手に使い、効率よく事業目標を達成させるためです。

以下に、一般的な項目をフォーマット・雛形として書いておきます。
このフォーマット・雛形に沿って考えて、書き起こせば、簡単に競合分析を整理することができます。

1.自社の概要・自分のプロフィールの整理

今まで、何を経験し、何に成功を収め、何に失敗したのか?単純な経験年数やできること、できないことでは意味がありません。やりたくないことでも、成功できること、やりたいことだけで成功できないことなど、成功は自社、自分の思い通りに行くものではありません。

2.取組事業の効率性

一人当たりの生産性、売上に対する利益率、必要キャッシュフローなど、取り組む事業の効率性を分析します。

一人当たりの生産性が高く、利益率が高く、必要キャッシュフローが低いビジネスの方が、成功率が高まります。

3.参入障壁

取り組む事業に対して、他社、他人が参入しやすければ、あっという間に競合状態になり、事業として苦戦をしいられます。
参入障壁の高さを考えなければいけません。例えば、難しい資格を要する、投資金額が大きい、他人がやりたがらない。

4.資金力

事業立ち上げ時から、うまく軌道に乗ってくるビジネスは少ないです。そこで、運転資金をどこまで持ち、継続して事業投資をどこまで行えるか?資金が尽きたことで、成功一歩前で撤退が、一番つまらないことです。
逆に、資金があることから、油断も禁物です。

5.人員

事業に対して、必要な人員はそろっているか?

これらの要素から、事業にとっての自社分析を行うことができます。これらの質問、全てに応える必要はありません。可能な範囲応えることで、競合分析が見えてきます。またすぐに答えが見つからなくても、自問自答を繰り返す、会議を繰り返すことで、言葉固まってくることもあります。

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